蔵王ひとツーリズム・初日レポ

Five Bridge

2010年05月30日 07:13



〈蔵王ひとツーリズム〉

5月29、30日「蔵王・食ひと・回廊ツアー」。蔵王ハーブの平間さんがコーディネーターとなり、蔵王の魅力的な人に出会うツアーです。

予想以上にすんごい言葉が生み出されています。バスの中も初対面同士でも笑顔が絶えない空間。産直市場など寄り道三昧、ハーブハウスでのランチも最高でした。

白石・竹鶏ファームの志村くんと社長。鶏卵づくりをしながら「何のために仕事をし、何を伝えてたいのか」を追求しています。

古民家に住み誰よりも日本のココロを持つ、ポルトガル人のジョゼさん。プロヴァンスファームの酪農家・倉繁社長からは「第一次産業に就きたい若者はいるのに、受け入れ先が少ないのが残念。なんとかしたい。」との現場の生の声がズシンと響きます。

ハーブたっぷりアイスをいただきながら、ペンション・レインボーヒルズのオーナー久保さん運転のバスが霧の蔵王を駆け巡る光景はなかなか幻想的なシーンですね。

夜の晩餐もワイガヤと。食・人サロンの蔵王バージョンは贅沢にゆっくりと集った人々の本音の言葉が紡ぎ出されていました。

花言葉ならぬハーブ言葉を作ろうとか、農家のこせがれネットワークの宮城支部を作ろうとか、キューリ歩人が一本1000円のきゅうりを作る意味はとか。

蔵王の農家関口くんの自分の作った米がどのように食べられているかを知るために、実際に食べてもらっている家に行ってごはんをご馳走になっている話には一同驚きでした。究極のマーケティングリサーチです。

アトリエ・デリスのシェフ佐々木さんからは蔵王の学校給食の自給率がなんと20%台だという問題。70%台にするには地域でのどんなアクションが必要なのでしょう。

地域の人がこれからの子どものために食と農と料理を通じて伝えていけることがもっともっとあるようです。

さて、今日もてんこもりなスケジュール。参加者もハッチー、ミッチー、ワカメちゃんが合流します。天気も良好、ワクワクしますね。

関連記事